Adobe CC 個人向けプラン変更。再び値上げ?

昨年、値上げしたばかりなのに今度はプランの変更です。
従来のコンプリートプランは8月から
「Creative Cloud Pro」に名称を変更、7,780円9,080/月(年間プラン)で、実質1300円の値上げになります。
新プランは機能を制限し、6,480/月(年間プラン)で実質1300円の値下げです。
この変更が、嬉しい人、残念に思う人、悩ましい人、Xでは既にいろんな意見が飛び交っていました。

価格変更の反映は2025年8月1日ですが、従来のコンプリートプランをプリペイドカードで既に引き換えている分は「Pro版」として扱われます。
セールの時に購入して、2027年まで引き換えてあるので一瞬「えっ!?」ってビックリしましたよ〜

 


 

New

Creative Cloud Standard
月額:6,480円/月(年間プラン)
*このプランは販売店およびオンライン販売パートナーでは購入できないそうです。

 

【使用可能なアプリ】

デスクトップ:これまで通りすべて使用できます。
モバイル(正規版): Acrobat、Fresco、Photoshop Express、Premiere Rush
モバイル(基本機能に限定):Lightroom、Photoshop (iPad版)、Photoshop(iPhone 版)

 

【使用できないアプリ】
Photoshop web 版、Illustrator iPad 版、Lightroom web ギャラリー

 

【生成AI】Photoshopをよく使う方は注意!

生成塗りつぶしなどの機能を利用した画像やベクター生成:25クレジット/月
Firefly:標準機能のみ
Fireflyボード(beta版):フルアクセス
×プレミアム生成機能:動画生成や翻訳、Premiereの生成延長など

生成拡張や塗りつぶしは標準生成機能にあたり、1回の生成ごとに1クレジットを消費します。
従来のプラン&Pro版では無制限です。同じ使い方をしていると新しいStandardプランでは、あっという間に使い終わってしまいそうです。
Firefly std単体プランが1,580円/月なので、追加すると従来のコンプリートプラン料金+280円です。
生成AIで画像を作成しない、モバイル版アプリを使用しない方はスタンダードプラン+Firefly std が妥当かなと思います。

Creative Cloud の生成 AI 機能
アプリ、標準機能、プレミアム機能別は下記を参照してください。
Creative Cloud の生成 AI 機能
Creative Cloud アプリケーションで使用できる生成 AI 機能について説明します。

いかがでしたでしょうか。
個人的な感想としては、「生成塗りつぶしや拡張でクレジットを消費」「25クレジットしか貰えない」というのは残念な点なのですが、AIの開発側に自分がいたとしたら、この振り分けは当然だとも思います。