「もの書き屋のしっぽ」の実績
NPO法人様患者会会報誌、社会福祉法人様パンフレット、公的機関のマニュアル、大学の親交会会報誌、社史、実用書、小説、レシピ本、レクチャー本、自伝、旅行記、写真集、ライトノベル、同人誌など
業務範囲
基本的には、デザイナーが作成した原案をもとに、Indesignで組版を行うオペレーション業務になります。
デザイン込みでお請けしないこともないのですが、納期の短縮と作業の正確性を鑑みて、当方では極力オペレーションに徹することにしております。
マルチに作業をするよりも「餅は餅屋」の方が、より良いものをスピーディーにご提供できると考えているからです。
小説やエッセイなど、テキストのみで構成されている書籍の場合は、デザイン案は不要です。
○DTPオペレーションに含む作業
- 本文の組版
- 図表の作成
- 画像のトリミング、角度補正、トーン調整、軽めのレタッチ他
×DTPオペレーションに含まれない作業
- 写真やイラストの選定(数点の埋め草程度のカットイラストは可)
- レイアウトデザイン
- 大量のテキスト入力
- 引用元や画像のライセンスチェックなど……
その他にもいろいろありますが、これらは編集者やデザイナーの業務になります。
お困りの際は、本家「もの書き屋」へご相談ください。
ご支給データと生成AIについて *New
【ご支給データについて】
- 写真は可能な限り生データ(撮影時のファイル)でご支給ください。
- フォトグラファーやデザイナーの方によるレタッチや補正済みの場合は、レイヤーを全て統合・「Japan color 2001」のプロファイルを埋め込み、「補正不要」とお知らせ下さい。
「Japan color 2011」を埋め込む際は、印刷会社様で対応可能かご確認ください。 - 生成AIによる写真やイラストをご利用の場合、商用利用や権利等につきましては、画像のご提供者様あるいは編集者様でご確認をお願いいたします。
- 生成AIで作成した文章(翻訳を含む)を含む出版物の場合、表記が必要なことがあります。
出版社、AIサービスの規約などをご確認ください。
【生成AIについて】*Adobeだけでなく、全てのAIサービスを含みます。
- 生成AIによるイラストや写真の作成はいたしません。
ご依頼通りのイメージができあがる保証はなく、また、著作権や二次利用などトラブルの元になると考えています。 - トリミング調整などにより、生成拡張やケーブルの削除など(主に背景)を使用する場合があります。
- 特定の人物や物の生成削除はご要望により行いますが、必ずしも上手くいくとは限りません。あらかじめご了承ください。
- うめ草程度のカットイラストや飾り罫をAdobe Stockから使用することがあります。その際にAIが作成したものが含まれる場合があります。
DTP製作費
案件ごとに様々なケースがございますので、おおよその目安としてお考えください。
ご予算と原稿の内容、納期などをお伺いし、グロスでお見積りいたします。
初期費用は、原稿データのチェック・判型の各種設定・サンプル提出・赤字修正、各扉(テキストのみ。デザイン支給の場合は反映いたします)・目次・奥付の作成などの工程費としていただいております。

■文章が主体、テキストのみで構成されている書籍(1色)
初期費用 3万円 + ページ単価 100円
例:本文が198頁の小説の場合
初期費用3万円+19,800円=49,800円

■文章が主体で定位置に画像が入る書籍
初期費用 3万円+ページ単価 500円〜
ページ単価は見出し周りのデザイン、カラー、画像数により異なります。

■複雑なレイアウトの書籍
初期費用 4万円+
ページ単価/1色:1,500円〜 カラー:2,000円〜
作表は価格に含まれますが、作図はオプションになります。
ページ単価は見出し周りのデザイン、画像数により異なります。
・作図
・索引の作成
ご要望をお伺いした後にお見積りいたします。
以下は、通常より工程数が多くなる場合にご相談させていただきます。
・モノルビ↔グループルビの変換
・校正時に大量のテキストの追加や判型の変更など
電子書籍(Epub)の製作について
現在、電子書籍の製作につきましては、見積りの効率化と納期の関係上、当方で組版を請け負った書籍に限らせていただいております。
誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいませ。
固定レイアウト(各ページが1枚画像になっているもの)の電子書籍に限り、無料でサービスさせていただいております。組版のご依頼時に「電子書籍の固定レイアウト希望」とお知らせ下さい。
*当方では製作のみで、ストアへの登録はいたしておりません。
電子書籍がよくわからない方へ
自費出版をされるお客様の中には「電子書籍も出版したいが、実際に読んだことが無い」という方が少なからずおられます。
そのようなお客様からのご要望には「紙の本のように〜」というお声が多く、電子書籍では再現できない事が多々ございます。
そこで、紙の本との違いなどを少しだけご説明したいと思います。
最下部には、電子書籍のサンプルを掲載しておりますので、そちらも併せてご覧下さい。
— 電子書籍には2つのタイプがある —
電子書籍には「可変型」と「固定レイアウト型」の2つのタイプがあります。
可変型(Reflow)
文字の大きさと画面のサイズによって、表示する文字数が変わります。
【メリット】
・長文が読みやすい
・ハイパーリンクが使える
・電子書籍リーダー(閲覧するためのアプリケーション)によって、フォントの種類や行間、マーカー、メモ、背景色の変更、検索などの機能が使用できる
【デメリット】
・レイアウトデザインを組み込めない
・文字サイズを変更でき、行・列数が可変するため、思い通りの見た目にならないことがある
・画像の配置が期待する表示にならないことがある
固定レイアウト型(Fix)
ページが1枚の画像で出来ているため、レイアウトやデザインが保たれます。
【メリット】
・紙の本と同じように仕上がります。
【デメリット】
・ページ全体が一枚のJpeg,Pngなどの画像になるため、拡大するとぼやける
・ページ数が多いとストアが定めるファイルサイズを超えてしまう可能性がある
・マーカーや本文検索ができない
・ファイルサイズが大きくなるため、ダウンロードに時間がかかる
・小さい端末では拡大しないと読みにくく、ページめくりの操作性が悪い
本のタイプ別表
電子書籍のガイドライン *New
出品先によって、ガイドラインは異なります。
ご希望の多いKindleの品質とガイドラインのリンクを掲載いたします。
Kindle コンテンツの品質ガイド
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200952510
固定レイアウトをご希望の方は、上記URLの「画質」の項目をご参照ください。
致命的な問題(上記より抜粋)
全ページがスキャン画像である本は、印刷および Kindle 端末での読書に適さず、テキストのサイズも変更できないので、提出時に却下されるか、販売停止となることがあります。
電子書籍のガイドライン
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200672390注目ポイントは「AIコンテンツについてのガイドライン」の項目です。
人工知能 (AI) コンテンツ (テキスト、画像、または翻訳)(上記より抜粋)
KDP で新しい本を出版する場合、または既存の本を編集して再出版する場合、AI 生成コンテンツ (テキスト、画像、または翻訳) についてお知らせいただく必要があります。
電子書籍の見本
電子書籍の見え方や操作方法などの参考にご覧下さい。
実際に出版する際は、出品先のストアによって閲覧するためのアプリケーションが異なります。
操作パネルの配置や使用できる機能は、ストアやユーザーの端末環境により異なりますので、ご留意ください。
Reflow(可変)
【元の紙本の体裁:四六判 本文13Q 46字×16行】
Relow型にはページという概念はありません。見開きの状態は画面サイズや文字の大きさによって変わります。
この本は縦書きで作成しているため、一部のブラウザでは表示されない場合があります。
※表紙のページでは、「ウィンドウのサイズ変更」と「文字サイズ」のメニューが非表示になります。
Fix(固定レイアウト)
紙の本と同じように、見開き調整の白頁が入ります。ハイパーリンクは機能しません。
※表紙のページでは、「ウィンドウのサイズ変更」のメニューが非表示になります。